2011年9月26日月曜日

ワールドカップ・ラグビー

926日(月)

決勝トーナメントは変な組み合わせになりそう:

どちらかというと、私にはサッカーより好きなラグビーだが、日本は期待はずれ。   これには、いろいろな理由がありそうだが、いずれ改めて書くことにする。

予選、ラグビー・トーナメントではプールという、の段階で、アイルランドがオーストラリアを破るという番狂わせで、決勝トーナメントはとんでもない組み合わせになりそう。

もともとラグビーは番狂わせがあまりおき難いスポーツ、ランキングが13位の日本が一桁ランキングの国に勝つのは大変なこと、今回も ランキングの1-7位はベスト8に進みそうだし、8位のスコットランドも昨日9位のアルゼンチンに一点差で負けたために厳しくなったが、殆どの試合は飛び離れたランキングの差の相手に勝つことはない。

その結果、私の独断では、準準決勝は、

アイルランド(6) vs ウェールズ(7)

イングランド(4) vs フランス(5)

南アフリカ(2) vs オーストラリア(3)

ニュージーランド(1) vs アルゼンチン (9)

という 北半球 の山と 南半球の 山 に分かれてしまった。 (カッコ内はランキング)

ランキングのトータルを見ると 北半球の山が 22 に対し 南半球の山は 15 で明らかに 下の山が厳しい。 アイルランドと オーストラリア を入れ替えると、19 と18 で バランスしている。

この結果、イングランドかフランス と 南半球の 3強のひとつの決勝になりそう。

この前も当たらなかったが、あえて言えば、イングランド vs ニュージーランド か、、、

イングランドはいつも籤運が良い気がするのは私だけだろうか?

アイルランドとオーストラリアの関係は、102日にアイルランドがイタリアに大敗すると逆転する可能性があるし、イングランドも101日 スコットランドから勝ち点を取れないと予選敗退の可能性がある。

日本早々と居なくなったので、放送は J-Sports に頼ることになる。

Hi-Vision 放送増やして欲しいな、、、、

2011年9月24日土曜日

相対性原理を超えたか?

9月2日(


ニュートリノは光より速い?

9月は11日から19日まで Kentucky → North Carolina へ行っていたので、暇人ではなかったので、このブログは書けませんでした。

時差ボケもまだ取り切れていない昨日、衝撃的(私にとって)なニュースが飛び込んできた。 名大などを含む チームが 欧州合同原子核研究所(CERNの加速器で作った ニュートリノ をイタリアの地下研究所の検出器で受け取りその時間と、距離を正確に測った結果、ニュートリノは 光より 10万分の2 だけ早いという観測結果が出たというものだ。

これは以前 東大の小柴教授が スーパーカミオカンデで 超新星爆発から出たと思われるニュートリノの捕捉に成功した結果と矛盾してしまった。

ニュートリノに質量があることは、いろいろな実験から確からしいし、このスーパーカミオカンデの観測では、ニュートリノが光とほぼ同時に届いているので、アインシュタインの相対性原理には矛盾しないと思われてきた。 もしも今回の結果が正しくてこれを、その超新星爆発に 当てはめると、光はニュートリノよりも 1年以上も前に届いていることになるそうだ。 

ところが今回の実験が正しいとすると、 “質量のある物質は光の速度を超えられない” という相対性理論が成り立たない世界があるということになる。

早速松本零ニ氏は ワープの可能性があると喜んでいるし、たぶんタイムマシンの可能性もあるということだろう。

今後、このツ実験をやっていくわけだが、

今回の実験が正しいのか、小柴先生の観測結果が正しいのか? はたまた、両方が正しい、または両方とも別の解釈ができるのか、興味は尽きない。

秋の夜に考えるのにはちょっと私には難しすぎるので、今後の研究結果を待ちたい。  

2011年9月2日金曜日

珍しく本の話題

9月2日(


やはり活字は読みやすい

私にとって、あまりにもツキが無かった8月が終わり9月に入ったが、8月に読んだ本4冊、 書評ではありません、私の独断的感想です。

井上ひさし 「日本語教室」 新潮新書

井上ひさし 「井上ひさし と141人の仲間たちの 作文教室」  新潮新書         

内田百閒  「私の漱石と龍之介」  ちくま文庫

本川達雄  「生物学的文明論」  新潮新書                                   

上から順番に読んだのだが、圧倒的に面白かったのは、「私の漱石と龍之介」、 前に一度読んだのだが、斜めに読んで、何か足りない気がしたので、読み返した。  さすがに面白いし、文章を読んでいるだけで、内田百閒の漱石に対する畏敬の念が伝わってくるし、漱石の子どもっぽいところに対する愛情も伝わってくる 百閒の「百鬼園随筆」も前に読んだが、「私の漱石と龍之介」のほうが、的が絞れていて面白い。

井上ひさし の二冊は面白いとか、どうとかいうものではないが、このような本を読んでも一向に文章が上達しないのは、こちらの感受性か、、、、 でも 井上ひさし ご推薦の 必携国語辞典 (大野晋) 角川学芸出版 は早速買い求めて、ブログを書くのにも 手元においている。

さいごに 本川達雄  「生物学的文明論」、これは感心しなかった。 これがベストセラーになるのは、本川達雄先生の 20年前の 「ゾウの時間ネズミの時間」の新しい発想を皆期待して、買うのだろうが、本のうちほとんどは当たり前のことが書いてあって、残りは 「ゾウの時間ネズミの時間」 の焼き直し、買って損したと思う本はあるんだ、とつくずく思う。


読んでみて、つくづく、今の電子図書ブーム、本当なのかと思ってしまった。 これだけの本を一度に読んだら、スクリーンの上だったら、目の弱い私は、疲れてしまい、肩は凝るし、しばらく遠くを見ていないと、視力は回復しないのだが、紙の上の活字ではそういうことは起きない。 若い人は大丈夫なのだろうが、私のような歳よりにとっては電子図書は”ごめんなさい”になってしまう。 少なくとも今の iPad ではどうしようもないことは確かである。