2011年7月30日土曜日

長野2011

7月25日(月)

茅ケ崎 → 四阿高原:

去年も訪れたSさんの別荘へ、本来なら高齢のSさんをお連れしてくるはずだったが、息子さんの急病で、結局家内と二人で来ることになった。

今回は相模原→八王子→圏央道路→関越道→上信越道経由 上田から入る道を選んだ。 茅ヶ崎を出たのは朝の535分、なんと10時ごろには四阿高原に着いてしまった。    

去年の8月以来開けていなかったようで、最初にすることがかなりあるが、涼しいので汗が出ない。

夕方すごい雷雨、、、

7月26日(火)

四阿高原:

一日四阿高原でゆっくり過ごす。

昼は以前Sさんの亡くなったご主人にうかがった真田城跡に近い佐助という蕎麦屋に行く。 佐助御膳という、なめこおろしそばに天ぷらとご飯の着いたものをとる。 東京の下町以外でついぞ蕎麦屋の天ぷらに満足したことはなかったが、ここの天ぷらは結構うまい。

帰りに、上田市の観光協会でもらった、“くちこみそばマップ”にも載っていたので、有名店らしい。

7月27日(水)

軽井沢:

折角近くまで来たのだから、千ヶ滝に別荘を持っている従妹の牧村夫妻を訪ねる。 真田のあたりから4号線→浅間サンラインで軽井沢の町に入る前に裏道を通るととても近い。

牧村夫婦はこちらに来たときは、料理はすべて旦那がやるという、家内がうらやましがること、、、、

午後から四人で軽井沢町営の“木もれ陽の里” へ温泉に入りに行く。 老人のデイケア施設、障害者支援センターなどもあり、とても立派な施設だが、あまり使われていないようで、温泉もあまり人はいない。 もったいない話だ。 この温泉はなんと毎日蓼科からお湯を運んでくるという。 軽井沢の温泉は星野温泉の仕切る温泉協会の反対で使えないという噂を聞いたが本当だとしたら変な話だ。

7月28日(木)

奥志賀高原 “森の音楽会”:

9時ちょっと過ぎに千ヶ滝を経ち、北軽井沢→長野原町→草津温泉→草津志賀道路 を通り奥志賀へ、途中白根山のあたりは霧が深く、景色は何も見えない。昼ごろに奥志賀の堂野前さんの山荘に着き、昼食をご馳走になる。

午後3時半から奥志賀高原ホテルの森の音楽堂で行われる“第26回森の音楽会”を聞きに行く。 森の音楽堂は6角形の木造のユニークな建物で、500名ほどの客が入る。

この音楽会は奥志賀に別荘を持つ小澤征爾がアジアの若手の優秀な音楽家を集めて、優秀な先生を呼び、教える、その発表会ということである。

プログラムは:

1. G 線上のアリア; 東日本大震災の犠牲者の鎮魂の意味を込めて*

2. ベートーベン: 弦楽四重奏曲第六番 中国からの生徒さんたちによる

3. ドビュィッシー: 弦楽四重奏曲作品10 日本の生徒さんたちによる

4. モーツァルト: ディベルティメント K136

5. チャイコフスキー: 弦楽セレナード 作品48から*

小澤征爾指揮 2011小澤国際室内楽アカデミー奥志賀

この日は小澤さん 曰く今年初めての本格的演奏会ということで、大病の後ということでもあり、 アンコールこそなかったが、素晴らしい躍動感のある演奏会だった。 でもクラシックの聴衆って、つくづくブルーグラスのそれとは違うと思う。

夜は堂野前別荘でステーキをご馳走になり、泊めていただく。


7月29日(金)

奥志賀高原 → 四阿高原:

朝から土砂降りの雨、

9時半に奥志賀の堂野前さんの山荘を出て、志賀高原を下り、湯田中、信州中野、小布施、須坂、菅平を通り、四阿高原に戻る。 途中小布施の竹風堂で栗おこわを買い昼飯とする。

四阿高原に戻ったらなんと、日が差しているではないか、、、、テレビの天気予報を見ると、新潟県大雨とのこと、数キロ行けば新潟県の奥志賀の土砂降りはこの余波であったようだ。

昼食後 近くの長野県の菅平薬草栽培試験地(通称薬草園)に散歩に行く。

親切な県の職員にいろいろ説明をしてもらい、家内はラベンダーを切り取らせてもらった。

2011年7月24日日曜日

気になった出来事

7月24日(日)

アナログ放送テレビ終了:

野次馬根性で正午NHK のアナログ放送で、どう変わるかを見た。

ところがうちのテレビでは、アナログチャンネルの放送がいつまで経っても終わらない。 チャンネルを回したら、BSアナログは例の放送終了のテロップが出ているので、疑問氷解、うちのテレビはFlets光経由だっけ、、、これはFlets光はアナログの機器を持っているユーザーが824日正午以降もFlets光経由だと、そのまま見られるサービスをしているらしい。

今までは関心がなく気が付かなかったけれど、今日そういうことが分かった、、、、JCOMのアナログは終わるらしいけど、同じサービスあるのかな?

ちょっと用事があって近くの家電量販店に行ったら、ものすごく混んでいた、駆け込み需要どころか、ドロナワ需要もあるらしい。

Tour de France

以前にも書いたが今年のTour de France は始めから大荒れ、下馬評ダントツのコンタドールが落車に巻き込まれ、大幅タイムロス、膝まで痛めた。

その後も落車で有力どころが次々リタイア、最後の3日間のアルプス・ステージで生き残ったのは、それまでTopの ダーク・ホースである トマ・ボクレール、一番それまで順調にきた アンディとフランクのシュレック兄弟、コンタドールに次ぐ実力者 カデル・エバンス、そして 2分半以上の大差をつけられたが、山では圧倒的に強い コンタドールに絞られた。

アルプスでは、アンディ・シュレックが ギャンブルにも等しいハヤがけを決めて、エバンスに1分、コンタドールにはなんと4分もの大差をつけて、アルプスの最終日についに マイヨ・ジョーヌ(黄色のリーダージャージー)を着て、新しいスターの誕生かと思われた(26歳のイケメンです)。

最後のタイムトライアルに、すべてがかかったが、アンディ・シュレックが有利であることは間違いない。

23日: 実質的な最終日のグルノーブルでのタイムトライアル(個人の独走)

とんでもない大逆転が起こった。

エバンスが 1分差を逆転、逆に130秒もアンディ・シュレックに差をつけたのだ。

34歳今まで散々辛酸を嘗め尽くした男の実質的初優勝が決まった。

最終日はパリ、シャンゼリゼまでの、凱旋パレードとなる。

今年のToure de France はすごいレースでした。

2011年7月22日金曜日

台風一過

7月21日(木)


台風一過:


大型で超低速の台風6号が伊豆諸島の沖へ去っていって、私の台風アレルギーもうそのように消えて、ぼんやりしていた頭も歳なりには戻ってきたようだ。

進みが遅かったので、ここ5日ほどはまるで思考能力なしだった、、、、

西日本は大変な被害だったようだが、不幸中の幸いは、大雨が降ったといっても、東北の被災地には台風が直撃しなかったことか、、、、

台風が去って、気温はすごく下がって、軽井沢ではストーブが必要だったとか、、、


Slack Key Marty Live


夕方から、藤沢の無国籍料理屋で 関西から わざわざ 湘南にやってきた スラック・キー・マーティー のライブを 聞きに行く。

数年前に 京都OPRY で聞いて感心して、今富さんを通じて 連絡を取り合ってきた マーティー さんだが、始めて直接話して、音楽を聴いて、また音楽・人柄が気に入った。



相棒の NORIKO の歌も上手かったな、改めて関西のレベルの高さを実感した。


2011年7月16日土曜日

眠れない夜 --- メジャー・スポーツ目白押し

7月16日(土)

全英オープンゴルフ:

日本の選手は6人も出ているが、二日目を終わって予選を通過したのは池田勇太ただ一人、かの石川遼君も 途中でプッツン、予選落ち。

コースも難しいし、世界ランキング1位のルーク・ドナルドも予選落ちだから、大変なことは大変だが、遼君のプレーを最後まで見ていて、気になったのは、予選通過が難しくなった途端に、プレーが荒れてしまったように感じたこと、、、、同じ予選落ちでも平塚は最後まで、きちんと丁寧にプレーしていた。

今後 遼君がさらなる飛躍を遂げて、Major で優勝するにはこのあたりのコントロールが必要なのではないかと感じた。

池田勇太は19位だが首位とはたったの4打差

放送は日曜日深夜まで、、、

Tour de France:

以前にも書いたが、のっけから大落車で、本命コンタドールが遅れをとったが、その後も落車事故が続き、総合優勝を狙う選手が続々リタイヤ、大変なレースになっている。 一昨日からはアルプスと並ぶ 優勝争いのキーポイントとなる、ピレネー越え、、、

ここでも、大分レースは動きそう、、、、一昨日は シュレック兄弟がコンタドールを追い落とすのに成功したかに見えたが、昨日はアタックを仕掛けず平穏、今日のレースががぜん注目される。 24日まで

なでしこJapan

皆様ご存知のように、大活躍、日曜日の深夜というより、月曜日の早朝 いよいよアメリカとの決勝、ひょっとするとひょっとする。

男子もそうだが、アメリカとは相性が極端に悪く、いまだに一度も勝ったことがない。

直前の練習試合でも二連敗。

でもなまじ、練習試合で勝たなかったから、相手は“連勝はいつかは止まるもの” と嫌な気になっている可能性あり、、、

どれをとってもヨーロッパ、英仏独でやっているので、放送は深夜、この週末は眠れません。

2011年7月13日水曜日

またまたまた 気になって仕方がない言葉

7月12日(火)

コク (酷)

これほどよく聞かれる食べ物・飲み物 に関する言葉で ぐちゃぐちゃ な言葉も珍しいかもしれない。

特に テレビなどで、左手を添えて食べ(昔ははしたないこととされ、教養のある人はやりませんでした。 今は教養のある人が減ったから、このような仕草も人前で許されるのかもしれない)、”こだわり”を連発する、アナウンサー、タレントたちが放つ ”コクがありますね!” という言葉は全く何を意味しているかわからない。

一寸、世間に言われているコク が如何に混乱しているかを書きます。

まず、私は信用していないけど、世間一般によく使われている 広辞苑 では、、、

(本来、中国で穀物の熟したことをあらわしたことから) 酒などの深みのある味わい。となっている、他の字引でも ほぼ同じ表現だから、まあ認めるか、、、、

評論家の中には濃く → 酷 となったといっている人も居るから、水っぽい味ではなさそう、、、、

日本酒では 酷は一種の甘み であるとの説明もあるようだ、、、ここまでは、自分でもそのように理解してきたことと重なり、他の人と会話も成り立ちそう、、、、、

でも ”コクもあってキレもある”というキャッチフレーズで大当たりしたビールにコクがあるとはとても言えない、一度ブラインドで飲んで御覧なさい、、、唯アルコールっぽいだけ、私にはとても認められません。 他のビールがあれば必ず替えます。

コーヒー、ソース、タレ、などにもよく使われるようだが、注意しないと皆違うことを同じ言葉で表現していることがあることは同様、、、

固形物にも 味を表現するのに ”コクがある” と表現することもあるようだが、私はしたくありませんね、他の 味を的確に表現する、 甘味、酸味、塩味、苦味、うま味 を使って 上手く表現できないから、あいまいな コク などという言葉が 氾濫するんでしょう。

ワインの世界では どうでしょうか?

ここでも、いろいろな意味で、コク という言葉が、使われているようです。

先日友人から Clef du Vin (ご存知でしょうか? Peugeotが出している熟成度を増す魔法の棒と呼ばれているもの) は好いよ!と 話を聞いたときに、どう変わるかの表現で コクが 増す と言っていたので、そんなわけないだろうと、思った次第。

というのは以下のことを知っていたからです。

サントリーの定義によると:

『コクとは ワインの 「厚み・ふくらみ」を意味します。

 Body(ボディ)という意味でよく表現されます。

ワインの中には水分、アルコール、糖、酸をはじめ微量ながら土壌からのさまざまなミネラル分などが存在します。

その中で、主にアルコール分やエキス分(ワインの中の不揮発性成分で、これが多いほど甘口になります)の含まれる量の割合によって表記が分けられます。 軽いものからコクのある順に、Light-Body(ライトボディ)、Mideum-Body(ミディアムボディ)、Full-Body(フルボディ)と表現しています。』

メルシャンもほぼ同じ コク=ボディ です。

ということで、日本酒とは一寸違います。

ボディと直接関係があるなら、熟成によってボディが変わらないことから別のことを意味していることになる。

この定義が正しければ、ワインの コク は 出来上がったときにもう決まっている、

もっと極端に言えば、土壌とぶどうの種で決まってしまうことになる。

このように、日本酒とワインはコクに対する定義が違う、というか、ワインでは Body を訳すのに”輪郭”とでもすれば混乱しなかったと思うのだが、、、、

友人が私に話すときに、”より熟成度を増す”とでも言ってくれていたら、多分納得か、、

少なくとも私は ワインを表現するのに コク という言葉は使いたくない。

2011年7月9日土曜日

久しぶりの 東京町歩き

7月8日(金)


町歩き:

曇天で、蒸し暑いが歩いていて死にそうにはならないので助かる。

御茶ノ水、秋葉原界隈の 楽器屋、電気屋、を歩き回る。


水分を補給しないと熱中症になりそうなので、沢山飲みすぎ、胃はガバガバ、、、


明治大学前の楽器センターで、Ko'olau のUkulele 弦 を買う、日本で唯一の代理店なので、このあたりに来たときに買わないと、、、、


あまり暑いので、銀座に行く前に ニコライ堂の礼拝堂で休む、、、、


もう一軒 楽器屋に寄ったら 知り合いの S氏 が居て、楽器二本売りに来たのに、結局 二本買ってしまい、ミイラ取りがミイラになったと嘆いていた。


煉瓦亭:

銀座へ出て 老舗の 煉瓦亭 で 家内に落ち合い夕食、子どものころに 新橋にあったアラスカ で食べた エビフライの味が忘れられず、オーダー、いまいちでした。

ビール大瓶一本。

今度日比谷公園前の アラスカへ行って、昔の味と同じか試してみよう。

ちなみに家内の食べた 仔牛のカツレツ は美味しかったそうです。


Rocky Top:

すずらん通り 7丁目の Rocky Top へ 特別出演の 尾崎ブラザース を聞きに行く。


Backは New Apple Seed。 お客さんは皆顔見知り、、、、世間の狭いブルーグラス。

ここでも、ワイン 1ボトル、、、、


音楽はさすがに名人ぞろい楽しく聞かせていただきました。

 

昔のように、一曲歌えと舞台に押しあげっれたが、飲みすぎていて、歌詞は間違えるは、散々、、、失礼いたしました。


珍しく 最後まで居て、家に帰ったら、12時半、シンデレラはならず、、、、

体重量ったら、あれほど飲み食いしても、大汗かいて、かなり減っていた、、、そんなものですかね、、、、、

2011年7月5日火曜日

またまた 気になって仕方がない名前

7月5日(火)


ピーカン:

気象庁は梅雨は明けていないというが、少なくとも午前中はピーカンの真夏日が続く。

私は湘南は夏至の日に梅雨が明けたと勝手に思っている。

昨日も東京の街中を歩いたが、頭の天辺が焦げそう!


ピーカンって 両切りピースの缶のことだと思うけど、 映画用語らしいですね、、、我々が若いうちから使われていたから使っていたから結構古い、、、

ピースの缶の青は深い青だから、本当のピーカンの空は湘南では見られないとおもうけど、皆平気で使っている。


またまた ただの炭酸水:

しかも、”イタリア産有機肥料果汁入り”ときた、、、

2011年7月3日日曜日

Tour de France 始まる

7月3日(


はじめから大波乱:(第一ステージ)


世界最大の自転車ロード・レース ”ツール・ド・フランス” が72日から始まった。

フランス全土(一部スペイン)延べ3430km 3週間かけて レース、途中、ピレネー、アルプス越え の難所も含み、、、、観客1400万人も動員するサッカーW杯、夏季五輪に次ぐ 大レース、、、、


日本では全英オープンテニスは結構報道されているが、 ”ツール・ド・フランス” はほとんど報道されていない、今後 自転車(ロード・サイクル)が流行ってきているので、来年当たりは結構話されるようになるとは思うが、、、、、、


前置きはさておき、昨日の第一ステージ(パサージュ・デュ・ゴワ~モン・デザルエット 191.5 km 最終盤の残り9kmで 観客に選手がぶつかり集団落車、大本命の アルベルト・コンタドール も巻き込まれ、1分20秒遅れ、、、、大変なハンディを負ってしまった。

コンタドール は去年ドーピングテストの際に、微量の禁止薬物が検出されたとかで、出場も大もめになっていたので、大荒れスタートといえるだろう。

今後しばらくは平坦なStage が続くので、山場となる16ステージの山岳の続くStage 以降まで コンタドール マイヨ・ジョーヌ(黄色の総合リーダー・ジャージー)を着ることはないだろう。

毎年この季節になると私は寝不足、、、、、