2011年8月5日金曜日

気にはなるが、あまり言いたくはなかった事

8月5日(金)



原子力発電と代替エネルギー


今日の日経 吉本隆明 の意見: (一寸長いが、私の言いたいことを上手くまとめてあるようなので)


「原発をやめる、という選択は考えられない。 原子力の問題は、原理的には人間の皮膚や硬い物質を透過する放射線を産業利用するまでに科学が発達を遂げてしまった、という点にある。燃料としては桁違いにコストが安いが、そのかわり、使い方を間違えると 大変な危険を伴う。しかし、発達してしまった科学を後戻りさせるという選択肢はあり得ない。 それは人類をやめろ、というのと同じです。

だから危険な場所まで科学を発達させたことを人類の知恵が生み出した原罪と考えて、科学者と現場スタッフの知恵を集め、お金をかけて完璧な防御装置を作る以外に方法はない。 今回のように危険性を知らせない、とか安全性で不注意があるというのは論外です」


友人の I氏の 太陽光発電に関する意見: (太陽光発電は世の中一般に思わされているように、簡単ではなく、一筋縄でいかないこと)


日本では実効発電%12% と言われています (孫正義氏が参照しているデューク大の研究者の論文では 太陽の強いノースカロライナの実効%15%だそうです)。
 日本での1000万戸による実際の平均発電量は:
 4kw x 1000万戸 x12% = 480kw
これは原発の6000万kwの 8% でしかありません。1000万戸に乗せるための国・地方自治体からの補助は巨大ですが それで生み出される太陽光発電量はえらく小さいことがわかります。菅さんはこれを知らな
かったのでしょう。


吉本隆明もI氏も 菅総理の大学の先輩、辞めない総理は学生時代市民運動ばかりしていて勉強していなかったのか、学生運動のカリスマの意見までも聞く耳も無かったような独断的な人物なのか、、、、


そのほかの 風力発電、地熱発電 なども、一筋縄ではいかない点は同じ、、、おいおい気が向いたら書きます。

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